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和楽器の音 太鼓 笛

「和楽器」と聞きどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
祭りの笛や太鼓のあの音を思い浮かべただけで心躍る気がしますね。
太鼓や笛も立派な和楽器です。和楽器は私たちの生活に溶け込んでいて、実はいろいろな所で耳にしているのです。
そんな和楽器の魅力をひとりでも多くの皆さんに伝えたいとい思います。
洋楽器にはない独特の響き、楽器自体なるほどと思わせるぐらい芸術的で、美しい形状、そして、その仕組みにこめられた日本人の叡智があります。
そこで大切にしたのは楽器自体の製作です。ほとんど職人さんによる手づくり品で、とても高価なものもあり、琵琶や横笛の製作工程も驚くほど手が込んでいます。
もうひとつ演奏時に気を配って頂きたいのはその音色、少しでも「日本の音」を感じられるように演奏する事です。
情景を浮かべ、音符にない「間」を感じ、人の「息吹き」を感じさせるように演奏することを忘れてはいけません。
当り鉦の音、篠笛の音、お祭りの時にカンカン聴こえてくる金属の音や横笛の音は心を踊らしてくれる音なのです。
和楽器の持つ魅力は、いろいろとあります。和楽器に興味をもち、伝統芸能に触れてみようと思って頂ければ、これほど嬉しいことはありません。
日本の横笛には、雅楽で使われている龍笛、この笛から変化したと言われる能管、それに庶民の生活に最もなじみ深い篠笛があります。
横笛は古くから物語などに登場する日本人に馴染み深い楽器です。
たった1本の篠竹に穴を開けただけの単純な構造の横笛で、日本人の心を揺り動かし、繊細で味わい深い演奏ができ、深い感動を覚えます。
フルートと違い、指穴を直接指で押さえたり、音によっては半分押さえたり、又、指をずらせたりするところが有り、日本的な味わいのある音で演奏をする事が可能です。
習い始めて、数ケ月もすると、「わらべうた」や簡単な「童謡」が吹けるようになってきます。
微妙な味わいのある音となるとなかなか大変ですが、篠笛は同じ曲でも誰が吹いているのか分かるほど個性的に銘々違う音色になって聞こえます。
篠笛の名曲を聴きていると、益々篠笛の魅力、素晴らしさが分かってくるはずです。
篠笛の音色は細く柔らかく、日本人が伝えてきた、わび、さび、幽玄な境地といった、日本人独特な繊細な感情を託すのにうってつけの楽器です。
名人の吹く笛の音は、深く人生をみつめさせるほどの説得力があります。
「音を伝える和邦人」 音生
shinobue-wako.neosailand.com/ しの笛総合サイト

自然の音 そして和楽器 和太鼓 篠笛

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