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魂の音とは

魂の音とはどのようなものでしょうか。
ヨーガ瞑想法のひとつに、「ナーダ音観想法」と言うものが有るのをご存知ですか。
体内の奥底からの「魂の音」を聴く方法です。
この方法は、静かな呼吸と共に、内側に聞こえる音に意識を向けます。
業を続けていくにつれ、やがてフルートのような音が聞こえ始め、ついには金属的なひとすじの精妙で美しい音が聞こえてきます。
詳しくはこうです。
まず、ムクタ座(左右のかかとを性器の下で重ねる)で座ります。
耳、目、鼻、口を両手の指でふさぎます。右の耳でスシュムナー管の音を聴きます。
この音は4段階で深まります。
「アーランバ段階」
心臓にある梵天の結節が破れ、心臓のアナーハタ・チャクラの音が聴こえ、気が満ちます。
「ガタ段階」
気は音と合体し、喉のヴィシュダ・チャクラに上昇し、ここにあるヴィシュヌ結節(スシュムナー管のつまり)が破れ、歓喜を予示する音と太鼓のような音が起こります。
「バリチャヤ段階」
眉間のアジナー・チャクラで鼓の音がし、アートマンの歓喜が現れます。
「ニシバティ段階」
眉間にあるルドラ結節が破れ、シヴァの座に達し、フルートやヴィーナーのような音が聴こえます。
バンスリー
これが魂から響いてくる音(ナーダ)です。
この音を聴いてれば、心身が正常化され、あらゆる罪業が消滅すると言われています。
古代インドでは人間の耳には聴こえない音が宇宙を流れていると考えられてきました。
「神は音なり」といわれ、世界は振動しており、音に満ちています。
宇宙や生命の根源、言葉や音楽の起源である「音」こそが「神」であるとされ、
量子論の父 マックス・プランク博士も「全ては振動であり、その影響である。
現実には何の物質も存在しない。」と断言されていることからも「音」が一切の存在の基であるとする原理から来ています。
この音をヨーガ行者がキャッチして、人が発音しやすいようにしたものが
AUM(オーム)に代表されるマントラ(真言)です。
「音を伝える和邦人」 音生
http://shinobue-wako.neosailand.com/ しの笛総合サイト

自然の音 そして和楽器 和太鼓 篠笛
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