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音、音楽、身体への関わり


心地良い音、嫌う音とは
心と体は、良い音と、嫌う音がありそれによる身体が反応します。
・良い音とは、自然が作り出す音です。
・嫌う音とは、キーンとする高い音やびっくりするような大轟音。
水自身も音により影響されています。 参考:「水からの伝言」江本博士の著書
・良い音を聞かせると水は美しい結晶となります。
・雑音など悪い音を発すると水の結晶は歪んできます。
我々が耳にする音は
・基になる音とともに、その倍音の成分の音も同時に聴いています。
・音色は周波数が同じでも、その倍音が異なることで音は違って聞こえます。
・音色はその音をだす材質によって、その固有の振動数が異なり音色が変わります。
自然の音、心地よい音
・そよ風の音
・海辺の波の音
・木々の擦れる音
・葉の揺らぐ音
・川のせせらぎや水の音
・小鳥の音 虫の音
などです。
心地良い音楽は体に良い影響を受けています。
我々は日頃なにげなく音楽を聴いています。音楽だけでなく、たくさんの種類の音を聴いています。
大抵の人は、日常的に音楽を楽しんでいます。音楽は、時に刺激的で素晴らしいものです。
音に対してどのように人が反応していたとしても、心体的に何らかの影響を受けているものす。従って、音楽の心体へのメカニズムが分かれば音楽の持つ癒し効果などがより分かるようになります。音楽レベルの如何にかかわらず、我々に本来備わっている『音のチャネル』という機能を変容させ、発展させることができます。
体に伝わってくる音
人の耳から入った「音、周波数」は一度脳へ伝わります。そして脳から骨格の各部へ伝達されます。実は音が伝わる体の部位は、その音の周波数によって異なっているのです。
・3000ヘルツ以上の音(周波数)は、延髄から上の脳神経へと伝わります。
・2000~3000ヘルツ帯の周波数は、頚椎(けいつい)へと伝わります。
・800~2000ヘルツ帯の周波数は、胸椎(胸椎)へと伝わります。
・125~800ヘルツ帯の周波数は、腰椎(ようつい)から仙骨(せんこつ)へと伝割ります。
つまり、低い音は尾骶骨へ伝わり、音域(周波数)が高まるにつれて、背骨を上昇し、高周波音は首から頭蓋骨へ伝わります。
また、音による振動は人の皮膚や骨からも取り入れられ、音として認識されます。音として認識していない周波数でさえ、人の体は感じています。音を聴くということは実は全身で聴いていることなのです。耳が聞こえない方でも和太鼓などは骨盤の振動でリズムや音楽を理解すると伝えられています。
音楽、心と体への影響
音楽が心と体におよぼす影響について明確に知ることができれば、その効果を積極的に応用することができます。「英語が良く聞き取れる様になる」とか「認知症などの対策」になるかもしれません。
現在、音楽と体の影響についてたくさんの事が分かっています。
・音楽は、脳波を安定させてくれます。
・音楽は、呼吸に影響を受けます。
・音楽は、心臓の鼓動、心拍数、血圧に影響を受ける。
・音楽は、筋肉の緊張が緩和され、身体動作が補正され、バランスを良くしてくれます。
・音楽は、体温が影響される。
・音楽は、エンドルフィンの放出レベルが上がります。
・音楽は、ストレス関連のホルモンの分泌が抑制されます。
・音楽やサウンドにより、免疫機能が高まります。
・音楽は、空間感覚が影響されます。
・音楽は、時間感覚が影響されます。
・音楽は、記憶力と学習能力が高められます。
・音楽は、生産性が高まります。
・音楽は、消化器官が刺激を受け、機能が高まります。
・音楽は、抽象概念が養われ、強化されます。
・音楽は、安心感や充足感が生まれます。
この様にたくさんの事が私たちの体に影響があることが分かってきました。モーツアルトなどの楽曲を聞くことで、癒しの効果等があることが知られています。
モーツアルト音楽の特徴
モーツアルトの音楽には、3000ヘルツ以上の高周波がたくさん含まれています。自然界の揺らぎの “1/f揺らぎ”も多く含まれます。実は、モーツアルトの楽曲は、モーツアルトの“心”そのものの表現であり、自然な子供心が表現されて楽曲といわれています。つまり、モーツアルトは、36歳でこの世を去るまで子供のままであったといえるのです。従って、モーツアルトの音楽は自然の音にとても近く、清水が地面に沁みこむように心に浸透していきます。沁みこんだ音は、迷走神経を通じてからだの全身を巡ることになります。
モーツアルトの作曲の特徴とは、
モーツアルトの作曲の仕方は、かれ独特のものでした。
・楽曲として譜面にする前には、すでに作曲は完成していたこと。
・作曲は、モーツアルトの心の中でなされ、譜面に書き記すのは、それを他者に伝えるためのもの。そのため、演奏上の細かい指示が譜面上でなされています。
・ピアノ曲とヴァイオリン曲について、モーツアルトの演奏はとても難しいといわれている理由はこうしたことからきていると考えられています。
モーツアルトは、母親のお腹の中にいたときから、父親のヴァイオリンや母親の歌声を毎日聴いていました。胎児において最初に作られる器官が耳であり、胎児は音によって母親や外界とのつながりを持つといわれています。モーツアルトは、父親がカペルマイスターであったことから、生まれてからも音楽の中での暮らしをしていました。最初の作曲は4歳のとき、そして36年の生涯で626もの楽曲をつくりました。
「1/f 揺らぎ」とは
1/f 揺らぎは、約80年前に、電気的導体に電流を流すとその抵抗値が一定ではなく、不安定に揺らいでいることが発見され、そのパワースペクトルが周波数に反比例している(=1/f )ことから、そのように名づけられました。その特徴は、規則さと不規則さが丁度いい具合に調和している状態をいいます。1/f 揺らぎは、さまざまな自然現象のなかにあり、ろうそくの炎ゆらぎ、小川のせせらぎの音、そよ風など、また、人体のリズムも 1/f 揺らぎになっています。心拍の間隔、呼吸のリズム、血液の流れ、など。また、人がフリーハンドでは決して定規のような直線が引けない理由も 1/f 揺らぎのせいによるものです。
モーツアルト音楽のメカニズムと効用
音楽は、リズムやメロディ、音色、あるいは周波数などから構成されています。これらは、人の耳から音波として耳介によって、外耳へ入り鼓膜を振動させます。その振動は、中耳にある三つの耳小骨によって30倍も増幅されて内耳へと伝わります。
・内耳は、前庭、半規管、渦巻菅(蝸牛)という部位から構成されていますが、その内の蝸牛菅は聴覚と直結しています。
中耳まで届いた音の振動は、渦巻菅の前庭階の中にある外リンパを振動させます。そして、この外リンパの振動により、蝸牛菅内の内リンパが振動させられることから、蝸牛菅内の基底膜上に分布している聴受容細胞である有毛細胞が刺激され興奮します。
・この有毛細胞から構成されている部位をコルチ菅と呼んでいますが、このコルチ菅の有毛細胞の興奮は、蝸牛神経を通り、延髄や視床などの神経を経由して、大脳皮質の側頭葉にある聴覚中枢(聴覚野)に伝えられて、音として感知されます。
このようにして認知されたモーツアルトの音楽は、さらに効果的に副交感神経が分布する延髄に作用します。その結果、延髄からでている顔面神経や舌咽神経が刺激されて唾液がでるようになります。また、心臓や肺、小腸などの内臓にも迷走神経として分布している副交感神経が、交感神経の作用に拮抗していくことになります。それにより、交感神経優位から生じる病気などにブレーキをかけ、その予防や改善に繋がっていくことになります。
http://kscommunications.co.jp/web_presen_4.pdf 参考:音楽と心と体研究所
「音を伝える和邦人」 音生
しの笛総合サイト: http://shinobue-wako.neosailand.com/

自然の音 そして和楽器 和太鼓 篠笛
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