fc2ブログ

Entries

音、音楽、身体への関わり

音、音楽、身体への関わり

s-20140617_104814.jpg s-2014-05-23 11.25.04

心地良い音、嫌う音とは
心と体は、良い音と、嫌う音がありそれによる身体が反応します。
 ・良い音とは、自然が作り出す音です。
 ・嫌う音とは、キーンとする高い音やびっくりするような大轟音。
水自身も音により影響されています。 参考:「水からの伝言」江本博士の著書
 ・良い音を聞かせると水は美しい結晶となります。
 ・雑音など悪い音を発すると水の結晶は歪んできます。

我々が耳にする音は
 ・基になる音とともに、その倍音の成分の音も同時に聴いています。
 ・音色は周波数が同じでも、その倍音が異なることで音は違って聞こえます。
 ・音色はその音をだす材質によって、その固有の振動数が異なり音色が変わります。

自然の音、心地よい音
 ・そよ風の音
 ・海辺の波の音
 ・木々の擦れる音
 ・葉の揺らぐ音
 ・川のせせらぎや水の音
 ・小鳥の音 虫の音
などです。
心地良い音楽は体に良い影響を受けています。
我々は日頃なにげなく音楽を聴いています。音楽だけでなく、たくさんの種類の音を聴いています。
大抵の人は、日常的に音楽を楽しんでいます。音楽は、時に刺激的で素晴らしいものです。
音に対してどのように人が反応していたとしても、心体的に何らかの影響を受けているものす。従って、音楽の心体へのメカニズムが分かれば音楽の持つ癒し効果などがより分かるようになります。音楽レベルの如何にかかわらず、我々に本来備わっている『音のチャネル』という機能を変容させ、発展させることができます。

体に伝わってくる音
人の耳から入った「音、周波数」は一度脳へ伝わります。そして脳から骨格の各部へ伝達されます。実は音が伝わる体の部位は、その音の周波数によって異なっているのです。
・3000ヘルツ以上の音(周波数)は、延髄から上の脳神経へと伝わります。
・2000~3000ヘルツ帯の周波数は、頚椎(けいつい)へと伝わります。
・800~2000ヘルツ帯の周波数は、胸椎(胸椎)へと伝わります。
・125~800ヘルツ帯の周波数は、腰椎(ようつい)から仙骨(せんこつ)へと伝割ります。
つまり、低い音は尾骶骨へ伝わり、音域(周波数)が高まるにつれて、背骨を上昇し、高周波音は首から頭蓋骨へ伝わります。
また、音による振動は人の皮膚や骨からも取り入れられ、音として認識されます。音として認識していない周波数でさえ、人の体は感じています。音を聴くということは実は全身で聴いていることなのです。耳が聞こえない方でも和太鼓などは骨盤の振動でリズムや音楽を理解すると伝えられています。

音楽、心と体への影響
音楽が心と体におよぼす影響について明確に知ることができれば、その効果を積極的に応用することができます。「英語が良く聞き取れる様になる」とか「認知症などの対策」になるかもしれません。
現在、音楽と体の影響についてたくさんの事が分かっています。
・音楽は、脳波を安定させてくれます。
・音楽は、呼吸に影響を受けます。
・音楽は、心臓の鼓動、心拍数、血圧に影響を受ける。
・音楽は、筋肉の緊張が緩和され、身体動作が補正され、バランスを良くしてくれます。
・音楽は、体温が影響される。
・音楽は、エンドルフィンの放出レベルが上がります。
・音楽は、ストレス関連のホルモンの分泌が抑制されます。
・音楽やサウンドにより、免疫機能が高まります。
・音楽は、空間感覚が影響されます。
・音楽は、時間感覚が影響されます。
・音楽は、記憶力と学習能力が高められます。
・音楽は、生産性が高まります。
・音楽は、消化器官が刺激を受け、機能が高まります。
・音楽は、抽象概念が養われ、強化されます。
・音楽は、安心感や充足感が生まれます。
この様にたくさんの事が私たちの体に影響があることが分かってきました。モーツアルトなどの楽曲を聞くことで、癒しの効果等があることが知られています。

モーツアルト音楽の特徴
モーツアルトの音楽には、3000ヘルツ以上の高周波がたくさん含まれています。自然界の揺らぎの “1/f揺らぎ”も多く含まれます。実は、モーツアルトの楽曲は、モーツアルトの“心”そのものの表現であり、自然な子供心が表現されて楽曲といわれています。つまり、モーツアルトは、36歳でこの世を去るまで子供のままであったといえるのです。従って、モーツアルトの音楽は自然の音にとても近く、清水が地面に沁みこむように心に浸透していきます。沁みこんだ音は、迷走神経を通じてからだの全身を巡ることになります。
モーツアルトの作曲の特徴とは、
モーツアルトの作曲の仕方は、かれ独特のものでした。
・楽曲として譜面にする前には、すでに作曲は完成していたこと。
・作曲は、モーツアルトの心の中でなされ、譜面に書き記すのは、それを他者に伝えるためのもの。そのため、演奏上の細かい指示が譜面上でなされています。
・ピアノ曲とヴァイオリン曲について、モーツアルトの演奏はとても難しいといわれている理由はこうしたことからきていると考えられています。
モーツアルトは、母親のお腹の中にいたときから、父親のヴァイオリンや母親の歌声を毎日聴いていました。胎児において最初に作られる器官が耳であり、胎児は音によって母親や外界とのつながりを持つといわれています。モーツアルトは、父親がカペルマイスターであったことから、生まれてからも音楽の中での暮らしをしていました。最初の作曲は4歳のとき、そして36年の生涯で626もの楽曲をつくりました。

「1/f 揺らぎ」とは
1/f 揺らぎは、約80年前に、電気的導体に電流を流すとその抵抗値が一定ではなく、不安定に揺らいでいることが発見され、そのパワースペクトルが周波数に反比例している(=1/f )ことから、そのように名づけられました。その特徴は、規則さと不規則さが丁度いい具合に調和している状態をいいます。1/f 揺らぎは、さまざまな自然現象のなかにあり、ろうそくの炎ゆらぎ、小川のせせらぎの音、そよ風など、また、人体のリズムも 1/f 揺らぎになっています。心拍の間隔、呼吸のリズム、血液の流れ、など。また、人がフリーハンドでは決して定規のような直線が引けない理由も 1/f 揺らぎのせいによるものです。

モーツアルト音楽のメカニズムと効用
音楽は、リズムやメロディ、音色、あるいは周波数などから構成されています。これらは、人の耳から音波として耳介によって、外耳へ入り鼓膜を振動させます。その振動は、中耳にある三つの耳小骨によって30倍も増幅されて内耳へと伝わります。
・内耳は、前庭、半規管、渦巻菅(蝸牛)という部位から構成されていますが、その内の蝸牛菅は聴覚と直結しています。
中耳まで届いた音の振動は、渦巻菅の前庭階の中にある外リンパを振動させます。そして、この外リンパの振動により、蝸牛菅内の内リンパが振動させられることから、蝸牛菅内の基底膜上に分布している聴受容細胞である有毛細胞が刺激され興奮します。
・この有毛細胞から構成されている部位をコルチ菅と呼んでいますが、このコルチ菅の有毛細胞の興奮は、蝸牛神経を通り、延髄や視床などの神経を経由して、大脳皮質の側頭葉にある聴覚中枢(聴覚野)に伝えられて、音として感知されます。
このようにして認知されたモーツアルトの音楽は、さらに効果的に副交感神経が分布する延髄に作用します。その結果、延髄からでている顔面神経や舌咽神経が刺激されて唾液がでるようになります。また、心臓や肺、小腸などの内臓にも迷走神経として分布している副交感神経が、交感神経の作用に拮抗していくことになります。それにより、交感神経優位から生じる病気などにブレーキをかけ、その予防や改善に繋がっていくことになります。
  
http://kscommunications.co.jp/web_presen_4.pdf  参考:音楽と心と体研究所


「音を伝える和邦人」 音生

 しの笛総合サイト: http://shinobue-wako.neosailand.com/
s2009.jpg

自然の音 そして和楽器 和太鼓 篠笛

記事が気にいたら押して下さい。

http://blog.with2.net/mypage/?m=home


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://neoxp7.blog.fc2.com/tb.php/22-03b58a45
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

和邦人 音生

Author:和邦人 音生
プロフィール:杉浦音生 世田谷区下北沢で生まれる
天然石専門店 NEOS Ailand 経営 東久邇宮文化褒章受賞:2013年11月3日  東久邇宮記念賞 受賞:2014年4月18日 現在、与沢塾,熟生  希望日本の会,会員
篠笛講師 和太鼓講師 作詞作曲家 和歌作詞 ネットビジネス研究 ホームページ制作 英会話講師 電子技術者 静電気放電技術者 無線従事者 鉱石愛好家  地域・祭り常任理事 

東京電機大学   電気通信工学科専攻 5人兄弟の3男
中学卒業後 大手通信会社に入社 働きながら大学2部で学ぶ
大学卒業後 中野英会話学校、NOVAにて米語を学ぶ

15歳より電子計測器の組立作業に従事、その後検査→保守サービス業務に従事
昭和50年 米国のEHリサーチ社の社長Drハブスと出会い就職 26歳
昭和53年 半導体の電子計測装置の会社を設立 高速パルス技術に従事、保守サービス→製品開発を行なう
半導体のACパラメータ測定器を始め、超伝導工学での電子計測分野の開発業務に従事
超伝導工学研究所、富士通研究所、NTT研究所等研究機関の電子計測の提案、開発を行なう
半導体デバイスの静電気試験装置(ESDテスター,名称付け)を商用器として世界で最初に開発
半導体専門の大手会社、三菱、東芝。SONY, 沖電気 NTT、NEC、富士通、シャープ、その他
国内の主なメーカにこれを販売

静電気関連試験装置の開発、特許、論文を多数発表 米国でESDアソシエイションのワーキンググループに所属、ESD国際標準のためのメンバーとして、貢献(提案、データ取り、論文提出)
米国をはじめドイツ、中国、韓国、台湾等アジア圏にて展示会やデーラー教育を行なう
静電気放電の検出装置(ESDイベントディテクタ)を世界に先駆け研究開始、日本信頼性センター(RCJ)にて論文3回発表、国際ディスク協会(IDEMA)にて研究論文を発表する

半導体の静電気破壊試験器関連や静電気放電の検出法などの特許を多数出願
その後関連装置のプラズマ異常放電監視装置の開発に協力 国内主要メーカに納品。
平成16年よりHP制作に興味を持ち、ブログ→ドロップシッピング→NET販売などを独自で学ぶ。

ボランティア、社会貢献活動
地域の祭りのコーディネート(19年)組織に頼らない祭りの立ち上げ、和太鼓指導「舞鼓会、朝日流惺太鼓」(18年)、しの笛講師「しの笛竹の音会」(指導18年)等の普及を行なう。
しの笛は尾原昭夫先生に師事 地元子供会の会長を10年務めた経験を活かし、子ども達に、ふるさと意識向上と楽しみや思いで作りのため、子供神輿を製作。 
その後21年お祭りの度にお神輿の挙行を行ない現在に至る。近隣3町会を入れた楽しく意外性の有る祭り、来たくなる様な祭り、自主運営スタイルの祭りを企画、新しい形の祭りスタイルを構築する。
また春には桜祭りを企画、平成12年より毎年継続 太鼓、オカリナ、大正琴、コーラス、ピアノ演奏、読む会、バザーの等各団体が自主的に催しを行なえるようコーディネートを行なう。
現在では模擬店の出店等で徐々に評価を頂く。現在地元で祭囃子の演奏が出来るように囃子の稽古10年計画で行ない、現在6年目となる。
本年度平成25年から独自に、「舞鼓会、はやし連」を立ち上げ、地元に有った囃子の演奏を通し、親しまれて日本の芸能を継承できるよう研鑽中

また八王子の地域に貢献すべく「桑都太鼓連絡会」(7団体)を結成して定期的な打合せ、イベント企画 祭り参加を行なっている。
独自に毎年和太鼓フェスティバルを企画。無料の太鼓コンサートを実施している。
また、毎年秋の「八王子いちょう祭り」(常任理事16年)を務め、「来て観て触れる和太鼓お祭り広場」を企画、開催,全チーム参加して祭りに参加。八王子の歴史に残る和太鼓の演目と笛の演奏を和の文化、和芸や和楽器の素晴らしさを広めるための道場、発表の場である芸樂堂や教室などを設立、日本の音楽 日本の芸能、日本の踊り、日本の文化を世界に発表する機会を作るべく奮闘中

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR