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イルカの声、音 響き

イルカ 声、音と響き について
数頭から数十頭の群れで生活することが多いイルカは、
・クリック音(キリキリ、キチキチ)や
・ホイッスル音(ピーピー)と
言う高周波音を出し、仲間同士でコミュニケーションを取ることで知られています。
ホイッスル音の中には、それぞれのイルカ特有の名前にあたる「自分を現す特別な音」がある事が
わかっており、これを使ってお互いを識別します。
音を出してコミュニケーションをとっているのです。
イルカはお互いに距離が離れていても水中では相当に正確に情報を伝えます。
なんと25キロメートルも離れた場所にいる仲間を識別し、「会話する」ことができるのです。
水の中を進む音は、長い距離を進むほど他の雑音と混ざったり、海底面で反射した音に邪魔され
たりすることによって弱くなるので、聞き手に届く音が元の音とは質が違ってしまいます。
このため、伝えたい情報が上手く伝わらないことが多いのです。
ところが、イルカは周波数を変えながら音を発し、また同時にいくつかの音を組み合わせることで音と情報が弱くならないように工夫しています。
暗くて遠くもあまりよく見ることが出来ない海では、光と視覚に頼るよりも、遠くまで届く音の方がイルカにとっては大切です。
音の波長を自在に変えて発し、またそれらを聞き分けることのできる能力は、海の中で生活するイルカ達が獲得した素晴らしい能力です。
イルカは海の中で超音波を出してエサを探がします。
通常、人間には聞こえない高い音の超音波を出しています。
ピーピーと口笛みたいな音で「ホイッスル」という鳴き声は、イルカどうしが呼び合うとき使います。
時々ギリギリっていう音もだします。クリック音といって 水の中でエサを探したり、周りの様子を探ったりするときに出します。
このクリック音は、人の耳にも聞こえる場合が有りますが、大部分は人に聞こえない超音波です。
イルカが超音波を出すのは、鼻の穴が頭の上にあり、その奥にある狭いすきまに空気を通して音
をつくっています。その音が頭の骨に反射したり、おでこの中にあるラグビーボールのような形の
「メロン」という器官で集められたりして、前へ向けて発射しています。
イルカのノドには人間のような「声帯」は有りません。 耳の穴は、耳あかで完全に詰まってしまっ
ていて機能していません。
じつは、物に当たって跳ね返ってきた超音波をキャッチするのは、下あごの骨で行います。だか
ら、耳が機能していなくても聞こえます。
超音波を使う事でいろいろな事が分からいます。
・エサの魚がいる方向や距離、大きさなを認識
・形だけでなく、材質の違いも区別が可能です。
イルカのこうした能力は「エコーロケーション」といって、陸上ではコウモリの例が有名超音波は、
体の中をしらべる診断装置や魚群探知機にも使われています。
イルカはなぜ、ふつうの音じゃなくて、超音波を使う理由は、
イルカが、エサの魚に向けてふつうの音を出しても、通り抜けてしまいます。超音波の場合は波長
が短いため、跳ね返ってきてくれます。 特に、魚の体内にある「うきぶくろ」という器官は、超音波
をよく反射する性質があります。
超音波を使えるからこそ、イルカたちは、暗い夜や濁った水の中でも上手に魚を見つけ出し、食べ
ることができるのです。
http://youtu.be/cv0tlGBplRM イルカと泳ぐ
「音を伝える和邦人」 音生
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