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移調の方法(2)

移調の方法(2)
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笛の移調方法 下記の表の様に元の楽譜から「♭も#、共に付けずに移調」する方法や
「♭×1で移調」する方法、および「#×1で移調」を移調する方法を記載しました。
表1が元の曲に#が1個ついている場合「#×1」から#が7個付いている場合「#×7」の譜面を、表2は「♭×1」から「♭×7」個ついている場合の楽譜の移調です。

shuku 移調について2

基の楽譜をみてその音符音にたいし音を移調ください。例:「2音上」や「3音下」の音で楽譜を書き直し演奏してみて下さい。移調したことにより其の曲のイメージが合うかどうかを自分で確認してみることも必要です。 参照:しの笛max


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笛の音のような 「超高音ホイッスルボイス」

笛の音のようなMC_20140827124422642.jpg


「超高音ホイッスルボイス」をご存じですか

世界の歌姫 Mariah Carey マライア・キャリーの驚異的な歌唱力 5オクターブの声域
『最も高い声を出す人間』としてギネス記録にもなっていたマライア・キャリーの歌唱力

アメリカを代表する大人気歌手、マライヤ・キャリー。

その美しいルックスもさることながら、彼女の驚くべき歌唱力は多くの人を感動させて

きました。そんな彼女の特技である「ホイッスルボイス」をご存知でしょうか!

ホイッスルボイスとは、笛の音のように聞こえる超高音域の声で実際は5オク

ターブくらいまで出しています。

裏声のさらに1オクターブ以上の音域の発声を言います。喉の声帯を極限まで

閉じ発声することで、不要な倍音を取り除いて高音の部分だけを出すという仕

組みなのですが、裏声を完璧に使いこなさなければ決して出来ない技です。

ホイッスルボイスを美しく出せるだけでも十分に凄いのですが、驚くべきことに彼女は

その歌声を完璧にコントロールすることができます。声量を抑えたホイッスルボイスで

複雑な旋律を歌いこなす姿に、彼女の圧倒的な技術力の高さが伺えます。

マライア・キャリーの驚異的な歌唱力  5オクターブの声域
http://youtu.be/NtS4t02-HHI

出典 http://voitorenavi.com
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イルカの声、音 響き

イルカの声、音 響き

iruka.jpg

イルカ 声、音と響き について
数頭から数十頭の群れで生活することが多いイルカは、

・クリック音(キリキリ、キチキチ)や

・ホイッスル音(ピーピー)と

言う高周波音を出し、仲間同士でコミュニケーションを取ることで知られています。

ホイッスル音の中には、それぞれのイルカ特有の名前にあたる「自分を現す特別な音」がある事が

わかっており、これを使ってお互いを識別します。

音を出してコミュニケーションをとっているのです。

イルカはお互いに距離が離れていても水中では相当に正確に情報を伝えます。

なんと25キロメートルも離れた場所にいる仲間を識別し、「会話する」ことができるのです。

水の中を進む音は、長い距離を進むほど他の雑音と混ざったり、海底面で反射した音に邪魔され

たりすることによって弱くなるので、聞き手に届く音が元の音とは質が違ってしまいます。

このため、伝えたい情報が上手く伝わらないことが多いのです。

ところが、イルカは周波数を変えながら音を発し、また同時にいくつかの音を組み合わせることで音と情報が弱くならないように工夫しています。

暗くて遠くもあまりよく見ることが出来ない海では、光と視覚に頼るよりも、遠くまで届く音の方がイルカにとっては大切です。
音の波長を自在に変えて発し、またそれらを聞き分けることのできる能力は、海の中で生活するイルカ達が獲得した素晴らしい能力です。
 
イルカは海の中で超音波を出してエサを探がします。

通常、人間には聞こえない高い音の超音波を出しています。 

ピーピーと口笛みたいな音で「ホイッスル」という鳴き声は、イルカどうしが呼び合うとき使います。

時々ギリギリっていう音もだします。クリック音といって 水の中でエサを探したり、周りの様子を探ったりするときに出します。

このクリック音は、人の耳にも聞こえる場合が有りますが、大部分は人に聞こえない超音波です。

イルカが超音波を出すのは、鼻の穴が頭の上にあり、その奥にある狭いすきまに空気を通して音

をつくっています。その音が頭の骨に反射したり、おでこの中にあるラグビーボールのような形の

「メロン」という器官で集められたりして、前へ向けて発射しています。

イルカのノドには人間のような「声帯」は有りません。 耳の穴は、耳あかで完全に詰まってしまっ

ていて機能していません。

じつは、物に当たって跳ね返ってきた超音波をキャッチするのは、下あごの骨で行います。だか

ら、耳が機能していなくても聞こえます。

超音波を使う事でいろいろな事が分からいます。

・エサの魚がいる方向や距離、大きさなを認識

・形だけでなく、材質の違いも区別が可能です。


イルカのこうした能力は「エコーロケーション」といって、陸上ではコウモリの例が有名超音波は、

体の中をしらべる診断装置や魚群探知機にも使われています。

イルカはなぜ、ふつうの音じゃなくて、超音波を使う理由は、

イルカが、エサの魚に向けてふつうの音を出しても、通り抜けてしまいます。超音波の場合は波長

が短いため、跳ね返ってきてくれます。 特に、魚の体内にある「うきぶくろ」という器官は、超音波

をよく反射する性質があります。

超音波を使えるからこそ、イルカたちは、暗い夜や濁った水の中でも上手に魚を見つけ出し、食べ

ることができるのです。

http://youtu.be/cv0tlGBplRM イルカと泳ぐ

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平家物語 『祇園精舎』 鐘の音

平家物語 『祇園精舎』のはなし
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 
s-2014-05-23 11.25.04


鐘の音を表した言葉から始まるこの平家物語原文の紹介:

ぎおんしょうじゃのかねのこえ    祗園精舎の鐘の声、

しょぎょうむじょうのひびきあり    諸行無常の響きあり。  

しゃらそうじゅのはなのいろ      娑羅双樹の花の色、

じょうしゃひっすいのことわりをあらわす  盛者必衰の理をあらは(わ)す。

おごれるひともひさしからず     おごれる人も久しからず、

ただはるのよのゆめのごとし     唯春の夜の夢のごとし。

たけきものもついにはほろびぬ   たけき者も遂にはほろびぬ、

ひとえにかぜのまえのちりにおなじ  偏に風の前の塵に同じ

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

遠くの異朝をとぶらえば、普の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。

近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近くは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。 」

解説:
祇園精舎の鐘の音には、すべてのものは常に変化し、同じところにとどまることはないという響きがある。沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を表している。思い上がって得意になっている人も、その栄華は長くは続かない。

それはちょうど、(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。勢いが盛んな者も最終的には滅んでしまう。まったくもって風の前にさらされて散っていく塵と同じである。

遠く外国での出来事を例にみてみると、普の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山など例があるが、これらの人はみな、もともと仕えていた主君や皇帝の政治にも背き、栄華の楽しみを極め、他人からの諌言をも受け入れることなく、

天下が乱れていることに気づきもせず、民衆が嘆き苦しんでいることを知らなかったので、
その栄華も長くは続かずに、滅んでいった者たちである。

身近なところで私たちの国の出来事を例にみると、承平時代の平将門、天慶時代の藤原純友、康和時代の源義親、

平治の藤原信頼などの例があるが、これらの者は、思い上がって得意になっている心の勢い盛んなことも、みなそれぞれに甚だしいものであったが、ごく最近で言えば、六波羅の入道で前太政大臣の平朝臣清盛公と申し上げた人の、

思い上がった様子は、人から伝え聞いても、想像することも言い表すこともできないほどである。

祇園精舎之建立の話し

赤い夕日が、山の向こうに沈むころになると、
少女サーヤの胸には、寂しい思いが込み上げてくる。

友達は、皆、親が待つ家へ帰っていくが、
サーヤには笑顔で迎えてくれる両親がいない。

幼い時に死別したのであった。

孤児となったサーヤは、
給孤独長者
(ぎっこどくちょうじゃ:古代インド、コーサラ国の長者。

孤独な人々を哀れみ、よく衣食を給与したので「給孤独」と呼ばれた。

「スダッタ」ともいう)
の屋敷に引き取られて働いていた。

赤ん坊の世話と食器を洗うのが毎日の仕事であった。

サーヤは、温かく抱き締めてくれる母がもうこの世にいないと思うと、
切なくて涙があふれてくる。

遊んでいた友達が帰ってしまうと、道端に座り込んで、
いつしか大きな声で泣いてしまった。

まだ十歳の子供なのだ。

そこへ一人の僧侶が通りかかり、
「お嬢ちゃん、どうしたの。ほら、夕焼けが、あんなにきれいだよ」
と声をかけてくれた。

サーヤが泣きやむと、僧侶は、にっこり微笑んで泣いていた訳を尋ねた。

「お坊さん、ありがとう。亡くなったお父さん、お母さんのことを考えると、
また会いたいと思って涙が出てしまうの……」

「そうか、独りぼっちなのか。おまえには難しいかもしれないが、

お釈迦さまは、人間は皆、独りぼっちだと教えておられるんだよ」
「私だけではないんですか……。

じゃ、どうすれば、この寂しい心がなくなるんですか。

私も、お釈迦さまのお話が聞きたい……」
サーヤは、たたみかけるように質問した。

「誰でもお話を聞くことができるんだよ。いつでもおいで」
喜んだサーヤは、給孤独長者の許しを得て、

釈迦の説法を聞きに行くようになった。

ある日のこと。
夕食を終えた長者が、庭を散歩していると、
サーヤが大きな桶を持ってやってくる。

「何をするつもりだろう」
と見ていると、

「ほら、ご飯だよ。ゆっくりおあがり。ほらお茶だよ……」
と話しかけながら、桶の水を草にかけ始めたのである。

「はてな? ご飯? お茶? 何を言っているのだろう」
長者は、サーヤを呼んで訳を聞いた。

「はい、お茶碗を洗った水を、草や虫たちに施しておりました」
「そうだったのか。

だが〝施す〟などという難しい言葉を、誰に教わったのかね」
「はい、お釈迦さまです。

毎日、少しでも善いことをするように心掛けなさい、
悪いことをしてはいけませんよ、と教えていただきました。

善の中でも、一番大切なのは『布施』(ふせ)だそうです。

貧しい人や困っている人を助けるためにお金や物を施したり、
お釈迦さまの教えを多くの人に伝えるために努力したりすることをいいます。

私は、何も持っていませんから、ご飯粒のついたお茶碗をよく洗って、
せめてその水を草や虫たちにやろうと思ったのです」

「ふーん、サーヤは、そんなよいお話を聞いてきたのか。

よろしい。お釈迦さまのご説法がある日は、仕事をしなくてもいいから、
朝から行って、よく聞いてきなさい」

「本当ですか。うれしい! ありがとうございます」

また幾日かたった。
長者は、サーヤが急に明るくなったことに気づいた。

いつも楽しそうに働いている。

長者は、サーヤを呼んで話を聞いてみたくなった。

「サーヤ、いつもニコニコしているね。何か、うれしいことがあったのかい」
「はい!
私のように、お金や財産がまったくない人でも、
思いやりの心さえあれば、七つの施しができると、

お釈迦さまは教えてくださいました。

私にもできる布施があったと分かって、うれしくて……」
これは『雑宝蔵経』(ぞうほうぞうきょう)に説かれている有名な
「無財の七施」という教えである。

十歳のサーヤの口から説明するのは、ちょっと難しそうなので、
簡単な意味を示しておこう。

1眼施(げんせ)
……温かい眼差しで接する

2和顔悦色施(わげんえっしょくせ)
……明るい笑顔、優しい微笑をたたえた笑顔で人に接する

3言辞施(ごんじせ)
……心からの優しい言葉をかけていく

4身施(しんせ)
……肉体を使って人のため、社会のために働くこと。無料奉仕

5心施(しんせ)
……「ありがとう」「すみません」などの感謝の言葉を述べる

6床座施(しょうざせ)
……場所や席を譲り合う

7房舎施(ぼうしゃせ)
……訪ねてくる人があれば一宿一飯の施しを与え、労をねぎらう


2600年前にインドで説かれた教えではあるが、
殺伐とした現代にこそ、これらの心掛けが必要だと思わざるをえない。

さて、サーヤの話に戻ろう。

彼女は長者に向かって、笑顔で話し続ける。

「私には、二番めの『和顔悦色施』ができそうなので、
一生懸命に、優しい笑顔で接するように努力しているのです」
「ふーん。ニコニコしていることは、そんなにいいことなのかい」

「はい。暗く悲しそうな顔をすると、周りの人もつらくなるし、
自分も惨めな気持ちになります。

苦しくてもにっこり笑うと、気持ちが和らいできます。
周囲の人の心も明るくなります。

いつもニコニコしようと決心したら、
親がいないことや、つらいなと思っていたことが、
だんだんつらくなくなってきました。

泣きたい時も、にっこり笑ってみると、
気持ちが落ち着いて泣かなくなるんです」

黙って聞いていた長者は、胸が熱くなってしまった。

「サーヤよ。そんなにいいお話、わしも聞きたくなった。

お釈迦さまの所へ連れていっておくれ」


みなしごのサーヤが、日々、明るく変わっていく姿を見て、
給孤独長者は、釈迦の説法が聞きたくなった。

ようやく念願がかなった日、長者の感激は大変なものだった。

「ああ、お釈迦さまは偉い方だ。


これまでの人生を深く反省せずにおれない。

この喜びを多くの人と分かち合いたい。
そのためには、皆が一堂に集まって、
ご説法を聞くことができる精舎(寺院)が必要だ」
こう決意した長者は、釈迦の許しを得たうえで、

喜び勇んで、建設用地を探し始めた。

町に近すぎては騒がしくて、説法を聞く邪魔になる。

かといって遠すぎては不便だ。

毒蛇や猛獣が出没する危険な場所は避けねばならない。

すべての条件を備えている絶好の場所が見つかった。

祇陀太子(ぎだたいし)が所有している樹林である。

町から500メートルほどの距離にある広大な土地であった。

林の中へ入ると涼しい風が静かに吹き抜けていく。

小川には澄んだ水がサラサラと流れ、小鳥のさえずりが心地よい。

「ここだ、ここしかない」
そう確信した長者は、祇陀太子に、この土地を譲ってほしいと申し込んだ。

ところが、太子は拒絶した。

「とんでもない。絶対に譲りません」
と、取りつく島もない。

それでも長者はあきらめなかった。何度も何度も頼みに行ったのである。

あまりの熱心さに、太子は、あきれ果ててしまった。
そこで、絶対無理な条件を出せば、あきらめるに違いないと思って、
「では、あの土地に金貨を敷き詰めてください。その金額で譲りましょう」
と言ってみた。途方もない金額である。

ところが、長者の反応は意外だった。
大喜びなのである。

さっそく、蔵から金貨を出して車に積み込み、目的の土地に並べ始めた。

「さあ、どんどん運べ。蔵が空になってもいいぞ。運べ、運べ!」

緑に覆われた樹林が、みるみるうちに黄金色に変わっていく。

驚いたのは太子である。

「長者よ、待ってくれ。そこまでして、なぜ、この土地が必要なのですか」

「ここに精舎を建立し、お釈迦さまに寄進するのです。
私だけのためではありません。
この国の、すべての人に、お釈迦さまのお話を聞いてもらいたいのです。
たとえどれだけ金貨を蔵に蓄えていても、
死んでいく時には一枚も持ってはいけません。
それならば、多くの人々が幸せになれるために使いたいと思ったのです」

太子の心は大きく動いた。

「ああ、あなたが、それほど尊敬されるお釈迦さまとは、
どれほど偉大な方なのでしょうか。
もう金貨を敷くのはやめてください。土地はお譲りします。

そして私にも、建立のお手伝いをさせてください。

この土地の立ち木はすべて、建設用の資材として寄進します」
かくて、精舎の建立が始まった。

ここで、給孤独長者は考えた。

「私一人の財力でも建設は可能だが、より多くの人に参加してもらったほうが
いいのではないか。

お釈迦さまは、布施は尊い善行であり、金額の大小よりも、

その心が大切だと教えてくださっているのだから……」
さっそく、町の中に、次のような立て札が立てられた。

「お釈迦さまのご説法を聞かせていただくための精舎を建立します。

この大事業に参加したい人は、どんな小さな物でもかまいません。
布施(寄進)を受け付けます」
これは、人々を驚かせた。「布施」とか「寄進」という善行は、
金持ちしかできないと思っていたからである。

「自分も参加させてもらえる」という喜びが町じゅうに広がっていった。

高価な宝石を提供する人、自分で織った布を持ってくる人、
量や質はさまざまであったが、その尊い心には、まったく差がないのである。

こうして、広大な精舎が落成したのであった。
釈迦は、「祇樹給孤独園」と名づけた。
「祇樹」とは、祇陀太子が寄進した樹林を意味し、
「給孤独園」は、給孤独長者の買い取った園地(土地)を指す。

略して「祇園精舎」と呼ばれるようになった。

「祇園精舎」は、日本でもなじみの深い名前である。

それは、『平家物語』の冒頭に、
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり……」
とあるからだろう。

建立の背景には、このような多くの人々の
〝心〟と〝心〟の結びつきがあったことを知っておきたい。

(『思いやりのこころ』一万年堂出版より)


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日本の詩(和歌)

日本の詩
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日本には美しい詩がたくさんあります。人を思う歌、人の心と綴る詩がたくさんあります。日本は万葉の時代から素晴らし和歌が作られてきました。常ひごろ短歌を詠み短歌を作りそして「しの笛」で和歌の世界を表現したいと思って作品を作っています。
短い詩の中にある自然との調和と心の想いを歌った詩の素晴らしさ、それを音楽で表現したいと挑戦しています。「しの笛」の独特な音色はまさに,和歌にぴったりな響きです。今日は万葉の詩から素晴らしい詩を幾つか紹介します。

●立ちよるも ひとりさびしき 木(こ)の下に 花も去年(こぞ)見し 人や恋しき
(立ち寄ったところで、独り寂しい思いをするばかりの木の下で――花も去年見た人が恋しいのだろうか、なにか寂しげに見えてならない

●もろともに 見しその人の 形見ぞと 思へば思へば 月もなつかし
(一緒に眺めたあの人を思い出すよすがと思えば、月も慕わしく感じられる)

●君があたり 思ふ心の通ひ路を ふりなうづみそ 今朝の初雪
(なたの住む辺りへと思いを馳せ、心の中で幾たびも私が辿っている通り路――その道を降り埋めないでおくれ、今朝の初雪よ。)

●暮れかけて 山路の花に たれか来ん 入日をつなげ ささがにの糸
(日が暮れ始めて、山中の花を見に誰かがやって来るだろう。沈む日を繋ぎ止めよ、蜘蛛の糸)

●みそら行く 光はさらに かはらぬに いつの月日の 老となしけん
(空を行く日と月の光は全く変わらないのに、私は歳月を経てこのように変わり果ててしまった。いつの月日が老いとなしたのだろうか。)
●谷ごしに あなたもさこそ ながむらん 友山住(ともやまずみ)の 暮の灯影(ほかげ)を
(谷を隔てて、あちらの方もこうして眺めているだろう。共に山に住む友が、夕暮に灯す明りを)
●夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知ら得ぬ恋は 苦しきものを
(誰もいないかもしれません 百合はやがて人にも知られず散ってゆく
その姫百合のように人知れぬ恋に悩むこの苦しさよ 片思いの悶える思いを)

●思えども しるしも無しと 知るものを 何かここだく あが恋いわたる
(私がいくら恋しく思ったって通じもしない相手なのに・・そうとは知りながらもこんなにも 恋い続けているのかしら)

●よしえやし 来まさぬ君を 何せんに いとはず吾は 恋いつつ居らむ
(すでに、君は来ない事を、感じている。あの方は私の所には来てくれないかも知れないのに
そうは思いながらも、あの人の事をこんなに恋慕っているのっかしら?)

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プロフィール

和邦人 音生

Author:和邦人 音生
プロフィール:杉浦音生 世田谷区下北沢で生まれる
天然石専門店 NEOS Ailand 経営 東久邇宮文化褒章受賞:2013年11月3日  東久邇宮記念賞 受賞:2014年4月18日 現在、与沢塾,熟生  希望日本の会,会員
篠笛講師 和太鼓講師 作詞作曲家 和歌作詞 ネットビジネス研究 ホームページ制作 英会話講師 電子技術者 静電気放電技術者 無線従事者 鉱石愛好家  地域・祭り常任理事 

東京電機大学   電気通信工学科専攻 5人兄弟の3男
中学卒業後 大手通信会社に入社 働きながら大学2部で学ぶ
大学卒業後 中野英会話学校、NOVAにて米語を学ぶ

15歳より電子計測器の組立作業に従事、その後検査→保守サービス業務に従事
昭和50年 米国のEHリサーチ社の社長Drハブスと出会い就職 26歳
昭和53年 半導体の電子計測装置の会社を設立 高速パルス技術に従事、保守サービス→製品開発を行なう
半導体のACパラメータ測定器を始め、超伝導工学での電子計測分野の開発業務に従事
超伝導工学研究所、富士通研究所、NTT研究所等研究機関の電子計測の提案、開発を行なう
半導体デバイスの静電気試験装置(ESDテスター,名称付け)を商用器として世界で最初に開発
半導体専門の大手会社、三菱、東芝。SONY, 沖電気 NTT、NEC、富士通、シャープ、その他
国内の主なメーカにこれを販売

静電気関連試験装置の開発、特許、論文を多数発表 米国でESDアソシエイションのワーキンググループに所属、ESD国際標準のためのメンバーとして、貢献(提案、データ取り、論文提出)
米国をはじめドイツ、中国、韓国、台湾等アジア圏にて展示会やデーラー教育を行なう
静電気放電の検出装置(ESDイベントディテクタ)を世界に先駆け研究開始、日本信頼性センター(RCJ)にて論文3回発表、国際ディスク協会(IDEMA)にて研究論文を発表する

半導体の静電気破壊試験器関連や静電気放電の検出法などの特許を多数出願
その後関連装置のプラズマ異常放電監視装置の開発に協力 国内主要メーカに納品。
平成16年よりHP制作に興味を持ち、ブログ→ドロップシッピング→NET販売などを独自で学ぶ。

ボランティア、社会貢献活動
地域の祭りのコーディネート(19年)組織に頼らない祭りの立ち上げ、和太鼓指導「舞鼓会、朝日流惺太鼓」(18年)、しの笛講師「しの笛竹の音会」(指導18年)等の普及を行なう。
しの笛は尾原昭夫先生に師事 地元子供会の会長を10年務めた経験を活かし、子ども達に、ふるさと意識向上と楽しみや思いで作りのため、子供神輿を製作。 
その後21年お祭りの度にお神輿の挙行を行ない現在に至る。近隣3町会を入れた楽しく意外性の有る祭り、来たくなる様な祭り、自主運営スタイルの祭りを企画、新しい形の祭りスタイルを構築する。
また春には桜祭りを企画、平成12年より毎年継続 太鼓、オカリナ、大正琴、コーラス、ピアノ演奏、読む会、バザーの等各団体が自主的に催しを行なえるようコーディネートを行なう。
現在では模擬店の出店等で徐々に評価を頂く。現在地元で祭囃子の演奏が出来るように囃子の稽古10年計画で行ない、現在6年目となる。
本年度平成25年から独自に、「舞鼓会、はやし連」を立ち上げ、地元に有った囃子の演奏を通し、親しまれて日本の芸能を継承できるよう研鑽中

また八王子の地域に貢献すべく「桑都太鼓連絡会」(7団体)を結成して定期的な打合せ、イベント企画 祭り参加を行なっている。
独自に毎年和太鼓フェスティバルを企画。無料の太鼓コンサートを実施している。
また、毎年秋の「八王子いちょう祭り」(常任理事16年)を務め、「来て観て触れる和太鼓お祭り広場」を企画、開催,全チーム参加して祭りに参加。八王子の歴史に残る和太鼓の演目と笛の演奏を和の文化、和芸や和楽器の素晴らしさを広めるための道場、発表の場である芸樂堂や教室などを設立、日本の音楽 日本の芸能、日本の踊り、日本の文化を世界に発表する機会を作るべく奮闘中

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